ふだん一般の映画ファンはなかなか入る機会がないと思いますが、時折マスコミ向けの「試写室」で一般公募の試写会が催されることがあります。
試写室とは、おもに映画配給会社が自社で配給している映画をマスコミにお披露目するための専用上映施設です。
ここで映画を観る利点といえば、通常の映画館にくらべて、映写のクオリティが高いこと。
なにしろ映画の専門家たるプロの映写技師がフィルムをまわすので、的確な映像と音が堪能できるし、最近の映画館にありがちなように非常灯のあかりが邪魔になるということもありません。
また、椅子も、配給会社のこだわりによって、かなり質の良いものが使われていて、最高の座り心地を提供してくれます。
一方、難点としては、スペースが狭いため、スクリーンも通常の映画館に比べて小さいことが挙げられます。
つまり、こういった試写室は、『スター・ウォーズ』や『パイレーツ・オブ・カリビアン』のようなスペクタクルな見せ場が満載の映画の試写には、あまり向きません。
ミニシアターで公開されるようなこぢんまりとしたアート系作品、ビデオで撮影された作品(その場合は、ビデオプロジェクターを用いて上映が行なわれる)の上映にもっとも適しているといえるでしょう。
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